「慢心」なのだろうか?

皆さんこんにちは。メカです。

 

本日お話するのは、メカの求職事情について。です。

というのも、以前

介護業界から抜け出し、一般企業へ就職しようとした時のお話です。

 

この試み自体、2年以上前のお話なのですが・・・。

蓋を開ければ、メカは最近まで介護をやっていた訳です。

つまり、この試みは徒労に終わった訳です。

 

当時、メカは「介護が嫌になってしまった」という部分だけで

転職を考えたのです。

今、思えば遅すぎた判断でした。

 

介護の仕事については、これまでも何度も取り上げてきましたが

実際の所、メカの真意が上手く表現でき100%の意見を皆さんにお伝え出来た。・・・とは思えないのです。

 

事実、学生時代に10年後の自分が

精神を病み、介護から逃げ出そうとしていた。など

想像もできない現実です。

学生を卒業し、働き始め

休みの日に、友人との会合でこの業界を馬鹿にされたあの日も

「今に見て居ろ」と内心では、競争心を燃やしていた時期もあります。

当時の彼ら(友人)は笑いながらこう言いました。

「介護なんてやってるのか?大変だな。潰れる人が多いって聞くぜ。気をつけろよ。」

そして、会う度に彼らとは距離が生まれ

何時しか、友人から連絡が来ることはなくなりました。

 

実の所、彼らが羨ましかったです。

上司うんぬんでの愚痴が共感を生める彼らが。

勿論、同業者となら、同じように共感を感じ話を弾ませる事が出来る。

しかし、自分が求めたのは「同業者と」ではなく「友人達と」なのです。

学生時代の時の様に、馬鹿な話で騒ぎたかったのです。

 

それに気付いた時、私は

改めて一般企業への就職を目指したのです。

 

しかし、その結果は散々でした。

現状からの離脱しか眼先に無かったメカは

面接を受ける度に、甘かったと痛感したのです。

 

「資格があるのは凄いけど・・・で、結局、何が出来て何が得意なの?」

パニック障害?今の仕事続けられてるの?夜勤とかは?」

「ほかの一般企業で働いた経験はないんですか?」

 

まるで、介護畑の人間が介護畑から出て来るのは可笑しい。と言わんとする

質問の数々。

うんざりでした。

 

そこで、とある企業の人事部に所属する友人からある話を聞いたのです。

 

「あくまでも、自分の知っている企業の話。介護や医療現場から来る人材は

扱いにくい。という話を聞く。

介護・医療現場の人間は我の強い面々が多い為、扱いにくく

特に、一般企業を知らずに門を叩く者は入職後にトラブルを抱えるケースが多い。

だから、採用を嫌煙する企業が少なからずある。」と

私の友人は話してくれました。

 

それを聞いた時、あくまでも一部の話とはいえ、愕然としたものです。

 

実際、昔から我の強い性格で周囲を困らせる事もあった自分ですが

それは、社会に出てTPOを学ぶに至りました。

つまり、それ以上に(色々な意味で)強い方々に揉まれて来たからです。

 

あながち、間違っていない企業の見立てに

メカは、介護から抜け出す事を諦めたのです。

 

介護しかしらない若造が、他の世間を知ろうとするのは

慢心なのでしょうか?

確かに、「ただ現場から逃げたいから」という気持ち一色であった

私にも問題はあるでしょう。

しかし、いかに不安要素のある者だとしても

「面倒くさそうだ」とか「問題起こしそうだ」という目で

見られていたのかと思うと嫌気が指しますよ。

 

日本はおもてなしの文化なんでしょう?

なら、なんで疑ってかかるんですかねぇ?

警察官にでもなる気ですか?お宅等は。

 

もっと柔和な文化にしないと、若者の首が絞まりますよ・・・。

ただでさえ、生きにくい時代なんだから・・・。